
先のことが不安になったとき、思い出したいこと
子どものこれからを心配することは、決して悪いことではありません。むしろ、大切に思っているからこそ、さまざまなことを考えるのだと思います。
子育てをしていると、自分の経験やこれまで見聞きしてきたことから、まだ起きていない未来を想像してしまうことがあります。「学校に行ったら、この子はどうなるんだろう」「発達障害と言われて、この先どうなっていくんだろう」「お友だちとの関係で、つらい思いをしないだろうか」。そんなふうに、先のことが心配になるのは、子どものことを大切に思っているからこそですよね。
危険を予測したり、子どもを守ろうとしたりすることは、人間が本来持っている大切な力でもあります。ただ、心配が大きくなりすぎると、まだ起きていない未来に心が占められてしまうことがあります。
そんなときは、少しだけ立ち止まって、「今、この子はどんなことを感じているんだろう」「今、どこで困っているのかな」「今のこの子に、どんな関わりがあると安心できるかな」と、目の前の子どもに目を向けてみることも大切です。
未来のことを考えるのは、その時々で大丈夫。今すぐ答えを出さなくてもいいことも、たくさんあります。
そして、子どもの今の姿を、自分ひとりの視点だけで判断しないことも大切です。家庭で見せる姿、園での姿、専門機関での姿。関わる場所や人が変わると、見えてくる子どもの一面も変わります。
子どもの良いところを見つけてくれる人。今、どこで困っているのかを一緒に考えてくれる人。これからどんな経験を重ねていくとよいかを、一緒に考えてくれる人。そんな人たちとつながっていることは、保護者にとっても、子どもにとっても大きな支えになります。
Coconaでは、一人ひとりがどこで困り、どんな環境や関わりがあると力を発揮しやすいのかを、さまざまな角度から見つめています。
心配することをやめるのではなく、心配なことを一人で抱え込まないこと。そして、今の子どもの姿を一緒に見つめてくれる人とつながること。
その積み重ねが、子どものこれからを支える力になっていくのだと思います。

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