top of page
検索

幼児教育から児童発達支援事業所へ〜私がCoconaをつくった理由〜

9月6日
読了時間: 4分

更新日:9月11日


私は約30年間、幼稚園教諭として、たくさんの子どもたちと過ごしてきました。

担任をしていた頃は1クラス30人前後、学年主任になると学年の約90人、教頭になった頃には毎年80人前後の子どもたちが入園してくると、全園児約260人の名前と顔を覚えていました。

関わった子どもたちは、きっと2,000人を超えるでしょう。保護者の方との出会いも含めると、本当にたくさんのご縁に恵まれてきました。

保育は外遊び中心、散歩、造形遊び、畑の活動やお料理作り等。さまざまな学年や活動を通して子どもたちの成長を見守ってきた30年間は、語り尽くせないほど大切な思い出です。

その一方で、長く幼稚園で働いてきたからこそ、心に残り続けていたこともありました。

「もっと、この子に寄り添えたら」

幼児期の子どもたちは、まだまだ大人の手や目を必要としています。

幼稚園の先生たちは、子どもたちのために毎日一生懸命関わっています。それでも、集団の中では、一人ひとりに十分な時間をかけることが難しい場面があります。

活動中に何度も動き回ってしまう子。先生の話を聞くことが難しい子。みんなと同じようにできず、注意されることが増えてしまう子。自分のペースでゆっくり成長している子。

そんな子どもたちを見守る中で

「もう少し待ってあげられたら、自信につながるのに」

「一対一で関わることができたら、もっと分かることが増えるのに」

「この子が困っていることを、もう少し丁寧に見てあげたい」

先生たちは、できる限り子どもたちを見て、支えようとしています。

それでも、大人の手や目が足りない中では、一人ひとりに合わせた関わりが難しくなることがあります。

私は、ある時から「先生が困っているんじゃない。子どもが困っているんだ。」ということを強く感じるようになっていました。

動き回ってしまう。話を聞くことが難しい。集団についていくことが大変。気持ちの切り替えに時間がかかる。

大人から見ると「困った行動」に見える姿にも、その子なりの理由があります。

その気持ちや理由を丁寧に見つめ、待ち、関わり方を見つけることができれば、子どもはもっと安心できるかもしれない。

「できた!」という嬉しい経験を、もっと増やせるかもしれない。そう考えるようになりました。


児童発達支援を始めた理由


子どもへの支援は、児童発達支援事業所だけで行うものではありません。

家庭や園、事業所が一緒に子どもを見守り、同じ方向を向いて関わることが大切です。

例えば、散歩に行くことが苦手な子には、事業所で音楽をかけながら「お散歩ごっこ」をして、楽しみながら経験を重ねる。

集団活動に参加することが難しい子には、少人数の環境で同じ活動を経験し、安心して取り組めるようにする。

トイレに行くことに不安がある子には、その子のタイミングや気持ちを大切にしながら、無理のないペースで進めていく。

そして、事業所での様子や小さな成長を、家庭や園とも共有する。

家庭でも、園でも、Coconaでも、その子を理解し、同じ方向を向いて関わることができたら、子どもも保護者の方も先生たちも、もっと安心して過ごせるのではないか。

そんな思いから、私は児童発達支援の世界に飛び込みました。



Coconaが目指していること


Coconaが目指しているのは、子どもを無理に「できる子」にすることではありません。

一人ひとりのペースに寄り添いながら、

「分かってもらえた」

「できた!」

「楽しい!」

「もう一回やってみたい」

という経験を、少しずつ積み重ねていくことです。その経験が、人と関わる楽しさや、集団の中で過ごす力につながっていきます。

そして、なによりも一日一日を子どもたちに心豊かに育ってほしい。それが、願いです。


Coconaが大切にしているのは「人」です


Coconaでは、教材や遊びも大切にしています。

しかし、何より大切にしているのは、子どもに関わる「人」です。

私は、「良い人の中にいたら、良い子どもが育つ」と本気で思っています。

子どもは、関わる大人の表情や言葉、姿勢から、たくさんのことを感じ取ります。

だからこそ、私たち自身が子どもをよく見て、よく考え、子どもとの時間を楽しみ、子どものことを大好きでいることを大切にしています。

30年間、幼稚園で子どもたちと過ごしてきた経験を生かしながら、Coconaでも一人ひとりの子どもに丁寧に寄り添っていきます。


児童発達支援を検討している方へ


「児童発達支援って、どんなところなんだろう?」

「うちの子に合う関わり方があるのかな?」

「少し気になることがあるけれど、相談してもいいのかな?」

そのように感じている方も、どうぞ気軽にご相談ください。

まだ利用を決めていない方も大丈夫です。まずは、お子さまの気になることや日々の困りごとをお聞かせください。

Coconaは、子どもたちが「やってみたい!」と思える場所、保護者の方が「ここなら安心できる」と思える場所、そして園の先生たちとも一緒に子どもを見守っていける場所でありたいと考えています。

ぜひ一度、Coconaへ遊びにいらしてください。

職員一同お待ちしています。



 
 
 

最新記事

すべて表示
低緊張って、聞いたことありますか?

「低緊張」という言葉を、聞いたことありますか?私は、療育センターで働いて、初めて知りました。 低緊張とは、筋肉の張りが弱く、姿勢を保ったり、体を動かしたりするときに、体を支えることが難しくなる状態のことです。 低緊張にはさまざまな程度があり、病気や発達上の特性などに伴って見られることもあります。 一方で、日常の中では、もっと身近な「体の使いにくさ」として、その姿が見えていることもあります。 例えば

 
 
 
子どもは、大人が思っている以上にたくましい

子どもたちは、私たちが思っている以上に、自分の中に「育っていく力」を持っています。 30年以上、子どもたちを見てきました。小さかった子どもたちが大きくなり、成人してから再会することもあります。 そんな姿を何度も見せてもらう中で、私は、子どもには大人が思っている以上のたくましさがあるのだと感じるようになりました。 もちろん、「そのうち自然に育つから、何もしなくていい」ということではありません。 特に

 
 
 
横浜国立大学で講義をした時のこと

前回のブログ「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の続きです。 以前、横浜国立大学の教授とご縁があり、教育学部の学生の皆さんに「幼児期の遊びと学び」について、講義をさせていただいたことがあります。 小学校以降の教員を目指す学生さんが多い中で、幼児期の子どもたちの姿や、遊びの中で育まれている学びについてお話ししました。 幼児期の微笑ましい子どもたちの日常を柔らかい表情で聴いてくださいました。講

 
 
 

コメント


お問い合わせはこちら

​お問い合わせはお気軽にどうぞ。見学やご相談だけでも大丈夫です。気になることがありましたらご連絡ください。通常、1~2日営業日以内にご返信いたします。送信後に受信受付メールが自動で送られます。届かない場合は直接お電話でお問い合わせください。

発達障害の子が安心して過ごせる場所

運営会社:株式会社Lively Place

​事業所名:児童発達支援事業所Cocona

横浜市認可番号:1453801266

住所:〒2240001

​横浜市都筑区中川1-18-13

マイキャッスル港北中川101​

電話番号:045-654-8901

携帯:070-8374-9765

​※営業時間外は、電話以外でご連絡ください。

メールアドレス:info@cocona-child.com

​

LINEお友達追加から

ご連絡も可能です

​

​

​​​

​尚、返信は1~2営業日以内となります。

ご了承ください。

お友達追加はこちら
IMG_6224.png
​リタリコ発達ナビはこちら
お問い合わせ内容種別
bottom of page